2014年05月02日

個別指導塾について知ろう その2

前回、個別指導塾の実態について少し書かせていただきました。

今日はその続きとして、個別指導塾にありがちな問題点を挙げながら、個別指導塾はどうあるべきかについて私なりの意見を述べさせていただきたいと思います。

個別指導塾によくある問題点をひとつずつ挙げ、それについて補足する形で書いていきます。



●授業はわかりやすいが成績が上がらない

これは非常に多い問題点です。

まず『授業のわかりやすさ』についてですが、個々の生徒に指導するのにわかりにくくなるはずがありません。

授業がわかりにくい個別指導塾があるとすれば、相当指導力に難があります。これは論外です。

そして『成績が上がらない』という点ですが、授業のわかりやすさと成績の向上は直結するものではありません。

個別指導塾では往々にして講師が教えすぎ、生徒は聞くだけといった状況に陥りがちです。

生徒は講師の解説で理解ができたら、もう自分で解けるつもりになります。

講師も経験が浅いと、その時点で「しっかりマスターさせた」という気になってしまいます。

結果、テストのときに自分で解けない。テスト結果を見た講師も「授業のときは出来ていたんですけど…」などと言う。

成績を上げるのには、理解した後の本人の努力が必要です。

理解から定着へと至るプロセスを塾側がしっかりと提示できているか、その上で本人の努力を支えるような声かけ、サポートができているか、そこが最も大事なのに、そこに気づいていない塾・講師では成績は上がりません。

『いつ』『何を』『どれだけ』『どのようにして』学習すべきかという点にまでアドバイスを与え、それを生徒が実行するのを授業外であってもサポートする体制が整っている塾でないと、思うような成果は得られないでしょう。


●指導が甘い

これもよく聞きますね。

入塾時、大半のお母様からは「ビシビシしごいてやってください」といったご要望をよくいただきます。

しかし個別指導塾では甘い指導のところが多いのです。

特に経験の浅い講師に多いですね。

生徒に嫌われたくないという思いからなのか、宿題をやっていなくても注意しない、授業中の態度がよくなくても笑って見過ごす。

こんな講師で成績が上がるはずがありません。

生徒もそういう指導が甘い先生に対しては、友達感覚で仲良くなることはあっても、信頼を寄せることはありません。

本当に自分のことを考えて叱ってくれる先生を生徒が嫌うわけがありません。

叱るべき時にビシッと叱っても、信頼関係が構築されていれば生徒は反省し、改善する努力をします。

そういう関係を築こうとしないまま、うわべの仲の良さを求めているような講師に指導を受けても成果は上がりません。時間と費用の無駄です。


●ノートをほとんど使っていない

個別指導塾にお子様を通わせている保護者様は、お子様の塾用のノートを見てみてください。

ほとんど書かれていない、メモ帳レベルでしか使っていない、という状況だと問題です。

学習の基本は『手を動かす』ことです。

集団塾だと、大半は講師が黒板なりホワイトボードに要点を書き、説明し、生徒はそれをノートに写す。

そして演習問題もノートに解く。

間違ったものなどは赤ペンで修正したり、先生の解説を書き加えたりする。

しかし、個別指導塾だと上でも触れたように先生の説明ばかりになってしまう場合がある。

聞くだけでマスターできるわけがありません。

特に講師が生徒の隣に座って指導する形態の場合は要注意です。

きちんとした板書案を用意しなくても授業ができてしまう。

ベテランの講師だと、生徒の状況に合わせて必要なことをノートに取らせることもできるでしょうが、経験の浅い講師の場合は、板書らしきものが一切ないまま授業を行ってしまう。

当然生徒もノートには何も書かない。

これでは『手を動かす学習』にはなっていません。

さらに、演習問題はテキストに書き込んでやっている。

これについては考え方はそれぞれかと思いますが、個人的にはお勧めできません。

書き込みをすると、間違えた問題の見直しが十分に機能しません。

間違えた問題は何度も解きなおしさせるべきです。

そのためにも演習問題はノートにすべきだと考えます。


●先生に依存してしまう

個別指導ではいつでも質問できるという距離の近さゆえに、生徒のほうもすぐに先生に聞いて解決しようとする傾向があります。

経験豊富な講師であれば、教えるべき内容と教えず自分で解決させるべき内容の判断が出来るので、何でもかんでも安易に教えてしまうということはないでしょう。

しかし経験が浅い講師の場合、生徒の質問にはすべて答えようとします。

たとえば英単語がわからなければ調べれば済みます。それを面倒だからと先生に聞くような場合、指導する側は安易に教えるべきではありません。

「自分で調べなさい」と言うことこそが指導です。

生徒側からすると先生に安易に聞くほうが楽です。講師側も答えてあげるほうが楽です。

でもそれでは成績向上は望めません。

努力する姿勢を養うことも大事な指導です。

個別指導の場合、きちんとした対応をしないと何から何まで教えてしまう指導になりがちです。

教室としてそれにどういった方針でそういった対応をしているかというのは非常に大事なポイントです。


こんなところでしょうか。



あらためて整理しておきます。

よい個別指導塾とは…

・『わかる』にとどまらず、その先まで考えた対応をしているか

・厳しい指導をしているか

・『手を動かす学習』をさせているか

・何でも教えるような安易な指導にならないような対応がなされているか



これから個別指導塾に通おうとお思いの方、上記のような点に気をつけて塾探しをしてみてください。





個別指導学院プレストは埼玉県所沢市の個別指導塾です。

最寄り駅は狭山ヶ丘駅です。

お近くにお住まいで現在学習塾をお探しの方、ぜひ一度お越しください。

プレストのホームページはこちら






posted by 塾長 at 19:39| Comment(0) | コラム | 更新情報をチェックする
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