夏期講習前ということもあり、チラシをご覧になってのお問い合わせが普段よりも増える。
したがって、こちらも準備万端で対応できるようにしておかなければならない。
電話が鳴ったらお待たせするのは失礼。
いつも以上に機敏に反応するよう意識をしています。
そんな中、今日一本の電話がかかってきました。
相手の電話番号は携帯の番号。
お問い合わせの場合も携帯からってことが多いので、「問い合わせかな?」と思い、サッと電話に出ました。
「お電話ありがとうございます。個別指導学院プレストでございます」
「株式会社○○の□□と申します。平岡社長いらっしゃいますか」
営業かよ。
この時点で相手の話を聞く気ゼロ。
私のことを「平岡社長」って言ってくる電話はロクなものがない。
多少なりともこちらのことを知っている営業さんなら「平岡塾長」「平岡代表」と言ってくる。
大体うちは会社組織でもないし、平岡社長と呼ばれることには違和感と嫌悪感しかない。
一応「あー、私ですが」と返答してみた。
すると、「あ!平岡社長、ご無沙汰しております。株式会社○○の□□と申してまして、去年の夏に一度お電話で失礼させていただいたことがあり、その時は平岡社長も笑ってらっしゃったんですが」って。
はい、嘘丸出し。
うちの塾は今春開校。去年の夏には存在すらしていません。
「えっ?いつですって?去年の夏?」ともう一度聞いてみた。
こんな感じで。

そしたら先方は『去年の夏』というのにちょっと危険を感じたのか「えー、確か去年の夏ごろだったかと思うのですが」と曖昧な返答に。
ここでもうちょっと引っ張ってもよかったんだけど、いかんせん腹立たしさが勝っちゃってたもんで、「去年の夏にはまだ事業やっていませんけど?」って言ってみた。
すると「えー、あー、私もちょっと記憶が曖昧でー、あはは、まあ、去年の夏ごろーじゃなかったかとー、ゴニョゴニョ…」って。
その営業さん、ここをこれ以上突かれればまずいと思ったのか急に話題転換で即営業に。
「実は現在ガソリンの価格がですね」
先物取引でした。
大体「代表者様おられますか」と呼び出そうとするのは大半が怪しい投資がらみの営業。
それでなくとも『去年の夏』で信用ゼロなのに営業かけてくるか!この商魂(?)はすごいと思う。
まあどれだけ先方が好印象な営業さんでも、投資がらみの話は残念ながらこれっぽっちも興味がない。
「実は現在ガソリンの価格がですね」の時点で「結構です!」とお断り。
「あは、あはは、それでは失礼します」
ってな反応で電話は切れました。
営業さん、まさか今春開校の塾だとは思ってなかったんでしょうね。
おそらくこんな気分でしょう。

客を騙して売りつけるような商売やってたらダメですよね。
金になればいい、あとのことは知ったこっちゃないってスタンスは、人としての『徳』が損なわれる。
商売の基本はお客様に喜んでもらうこと。
だから嘘をついたりごまかしたりなんてのは論外。
本当に必要なものって、電話で営業かけていただかなくても自分で探しますよね。
だから私は生徒募集に電話やDMを使った営業は一切行いません。
逆に電話で見ず知らずの会社から営業があっても基本的にはすべてお断りします。
お断りしてからその会社についてネットの口コミなんかを利用して調べます(笑)
今春、教室を立ち上げてから以降で一番驚いていること。
それは電話営業の多さ。
世の中にはまあいろんな怪しい商売があるのだなと。
個人的にはこんな商売は絶対したくないですね。
どれだけ収入がよくてもやりません。
仕事を通して得られるものとして、『お金』以上に『徳』を大事に考えたいので。
個別指導学院プレストは埼玉県所沢市の個別指導塾です。
最寄り駅は狭山ヶ丘駅です。
お近くにお住まいで現在学習塾をお探しの方、ぜひ一度お越しください。
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