公立高校入試発表を迎えて

こんにちは。講師の矢島です。

埼玉県立高校入試の結果が発表になりました。



プレストからも多くの中三生が県立高校を受験していました。

合格をつかんで報告に来てくれた生徒がいる一方で、不合格になってしまった生徒もいます。

残念な結果を聞くと、もう少し手伝ってあげられることはなかったのか、

力になれることはなかったのか、と毎年思います。

それぞれの道に進んでいく生徒たちが幸せに生きていってくれることを願うばかりです。



合格をつかんだプレスト生のみんな、おめでとう。

目標に向かって努力して、望む結果を得られたことは自信になったと思います。

よくがんばりました。

でもこれからです。入試の結果は、「自分はこの学校で勉強していく基礎学力がある」ということを示すことができただけです。

この先どんな風に活躍していくのかは、あなた自身が決めて、実行していくことです。

高校に入れば、世界が今までよりずっと広く感じられるでしょう。

大きく羽ばたいてください。たくさんのことを学んでください。

素敵な人にたくさん出会って、その人の隣にいるのにふさわしい自分になってください。



残念ながら不合格になったプレスト生へ。

とても悔しくて、情けなくて、納得がいかなくて、つらいと思います。

その悔しさはあなたが本気だったことの証拠です。

本気で頑張ったからこそ、できなかったら悔しい。

今は泣けるだけ泣くといいと思います。

泣いて泣いて、そこから立ち上がった人間だけに見えることがある。

わかることがある。感じられるものがある。私はそう信じているからです。

そして、受験に不合格になったからといって、あなたは人生に裏切られてしまったわけではありません。

人生は受験勉強よりずっとずっと広くて、たくさんの喜びがあなたを待っているんです。

今度はそれを見に行きましょう。



合格であれ不合格であれ、結果はもう決まっていて、いわば事実として確定してしまっています。

でも確定していないものがあります。

あなたがその事実にどのような意味を与えるか。

あなたの人生の中で、この結果がどのように意味づけられるか。

それはまだ、未来に属することなんです。



いろんなことがあるけれど、自分の幸せに向けてひとつひとつ選んで、歩んでいきましょう。

卒塾を迎える生徒もいますが、私たちはまた、新たな歩みを応援していきます。

中学を卒業したあなたは、これからは応援される立場であるとともに、

後輩を応援する立場にもなるんです。一緒にやっていきましょう。



春が来て、プレストは新たな受験生を迎えます。

彼らの頑張りをサポートすることができるよう、講師一同、力を尽くしてまいります。

保護者の皆様、地域の方、そして卒塾生も、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。


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