今日は成績を大きく向上させた生徒の実例を書き、プレストの指導について述べたいと思います。
その生徒は現在高校1年生、中学生のときからこの教室に通ってくれています。
成績の推移は
中2時…定期テスト220点くらい
中3時…定期テスト300点くらい
現在…前回テストで学年2位
と、飛躍的な成長を見せてくれています。
と、こういう書き方をすると、「入りやすい高校に入ったんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、そうではありません。
在籍する高校の合格者平均偏差値は52くらいですから、中学時の定期テストの点数と比較していただければ、実力相応か、むしろそれ以上の学校を選択し、合格してくれているのがお分かりいただけるかと思います。
そしてその学校で現在トップクラスの成績を取っているのです。
どうしてここまで成長できているか。
『プレストが他の追随を許さない指導力を有しているから』と断言できればカッコいいんでしょうが、残念ながらそうではありません。
そもそも塾の指導力なんて、どこもそう変わりません。
ましてや個別指導塾においての指導力って大して重要ではないのです。
だとすればこの成長の理由は何か。
答えはただ一つ。
『この生徒自身が本気で努力しているから』に他なりません。
ただ、努力するにはそれを支える環境も必要です。
生徒自身が「塾で頑張りたい」と思える空気づくりをしているか。
担当講師が生徒の立場に立って考え、本気で生徒のために動いているか。
そしてそういう思いがしっかりと生徒に伝わっているか。
それにより生徒が信頼し、慕っているか。何でも話せる雰囲気作りができているか。
学校で何かあったとき、どんな些細なことでも「塾で先生に聞いてもらいたい」って思えるか。
学習面でわからないことが生じたとき、「塾に自習に行って先生に教えてもらおう」って思えるか。
そういう点が生徒自身の頑張りを引き出し、支えるのだと思います。
これができていれば、指導する側も本当にやりがいがあるし楽しい。
講師が楽しければ、間違いなく生徒も楽しいのです。
講師が本気で生徒に向き合っていれば、生徒はそれに応えようと頑張るのです。
そういう環境づくりに関しては、他に負けないという自負があります。
プレストは『受験指導にとどまらず、生徒の将来を考え、それに役立つ指導を行う塾』です。
志望校に合格すればそれで終わりではありません。
そこからが新たなスタートなのです。
私がこういう考えを持つように至ったのは、進学塾で指導していた際、志望校に合格していながらその後成績不振に陥ってしまった生徒を見てきているからです。
合格させるだけが塾の使命ではない。進学した先で大きな財産を得られるよう支えてあげるのも我々の大切な使命だ。
そのように考えて指導しています。
そして、こういう成功体験を積む生徒がもっともっと出てきてほしいと願いながら、日々生徒のために頑張っています。
『子供は親の背を見て育つ』ならぬ『生徒は先生の背を見て育つ』
そういう指導者でありたいと思っています。
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