元塾生の話

先日、一人の元塾生が顔を出してくれました。

現在高校2年生、実はついこの間の期末テストまで在籍していた生徒です。

中学生の時からプレストに通い、高校生になっても継続して通塾してくれていました。

本人の成績もかなり上がったと思います。

こちらで指導していた数学は、今では一番の得意科目です。

友だちも何人も「うちの塾に来なよ」と紹介してくれました。

それだけ気に入ってくれていたのですが、部活が多忙で両立が困難となり退塾となりました。

これまでも休み休みで振替対応をしつつ何とか続けてくれてはいたのですが、やはり無理だったようで…。

最後の授業の日、「期末テストの結果が出そろったら報告に来ます」と言ってました。

その報告に来てくれたのです。

その成績ですが、バッチリでした!

こちらで指導している数学は、数Ⅱ、数Bともクラス1位。

合計点でもクラス1位でした。

「おー!すげーなー!」と喜んで成績を眺めていると、

「良い報告ができてよかったです」と。

いやいや、こちらこそ「頑張って良い結果を取ってきてくれてありがとう」だよ。

「またテスト前は戻ってきていいですか?」

「もちろん歓迎だよ」

なんて会話をし、帰っていきました。



また、こんなこともありました。

これも現在高校2年生の元塾生の話なんですが、「大学進学を希望しているものの、まったくモチベーションが上がらない。アドバイスをしてやってほしい」とお母様から連絡をいただきました。

まあ弟が在籍しているから、付き合いのなくなった家庭というわけではないんですが。

で、指定した時間にその生徒を呼び1時間ほど話をしました。

受験するうえで何をしなければならないか、そのためにはこの夏に何をやらなければならないか。

そもそも何のために進学するのか、将来どういう生き方をするのが幸せなのか。

心に響いていたらいいんだけど。



新しい生徒をどんどん入れることも大事ですが、こうやってプレストに縁のある生徒をできるだけ手厚くサポートすることのほうがより大事だと痛感しましたね。

プレストは生徒数をそれほど多くしたいとは思っていません。

スペース的にも指導形態的にもあまり多くの生徒を受け入れ出来ないという側面もあるのですが、生徒数が増えればその分生徒個々にかける時間は減るわけで。

生徒が増えすぎて授業時間以外に何のサポートもできないような塾になったら、きっと塾生からの不満が出るでしょう。

「前はよかったのに」と思うことになってしまうでしょう。

そうしたら上に挙げたような生徒はいなくなってしまうかもしれません。

それって塾の運営においては本末転倒ですよね。

現在夏期講習生の募集中ですが、そういう意味もあって数名の受け入れで打ち切りかなと思っています。

ご検討中の方はお早めのお問い合わせをお願いします。



プレストはこれからも生徒個々の状況に合わせ、その生徒の満足度を最優先に考える塾でありたいと思っています。

あっ、だから高校生が増えるのか!



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