2024年を振り返って

今年も早いもので大晦日。

前回のブログが昨年の大晦日だから、今年は一度もこれを書かなかったんだなー。

決して閉塾したわけではないですよ。忙しいと、どうしてもこういうものが後回しになってしまうんですよね。

それと、こういう塾のブログって難しいんです。

塾であったことなんかを書こうと思うと、どうしても個人が特定できるような内容になりかねない。

当然生徒の顔が写っている画像なんかは基本的にNG。

となると、本当に書けることって限られるんですよね。

はい…言い訳です。。。

もうちょっと書く頻度を増やそうと思います。



さて、タイトルにもある通り、今年を振り返ってみたいと思います。

今年は運営面でうまくいったかどうかと問われれば、全くうまくいかなかった年と言えそうです。

プレストはこれまで生徒募集を大々的に行ってきたわけではありません。

生徒募集のチラシを折り込んだりとか、ほとんどやりません。

それでも毎年、満席に近い状態になっています。

その一番のポイントは中途退塾がほとんどないという点。

数年間にわたり一人の中途退塾も出さなかった時もありました。

入塾はほとんどは塾生や保護者様からの紹介。

もちろんバンバン紹介で増えるわけではないですが、退塾がないから年度途中頃には「そろそろ受け入れ厳しいなぁー」という状態になっていました。

しかし今年は数名の退塾者を出してしまいました。

中には病気で退塾をせざるを得なかった生徒もいます。こちらから退塾勧告をした生徒もいます。

でも成績不振ややる気の欠如のような理由での退塾も出してしまったのが一番の反省点です。

今年感じたこと、それは『塾との相性は確実にある』『本人の意欲が大前提』ってことです。当然のことかもしれませんが、あたらめて痛感した一年でした。

プレストでも相性がばっちり合った生徒は激変している場合も少なくありません。

先日、ある生徒(高校生)と話をしていた中で、その生徒が「プレストは私をどん底から救ってくれた」と言っていました。

他塾からの転塾でプレストに来て、4年間籍を置いていた生徒です。

結構長い間預かっていたので、私の中では「すべきことはきとんと行い、成績も確実に上位を維持できている生徒」という印象だったのですが、あらためて聞いてみるとプレスト入塾以前はやる気もなく、成績もひどかったとのこと。

確かに今のその生徒からは想像できないような点数でした。

そうやって、プレストに入塾して大きく変わった生徒も多くいます。これは自信を持って言える部分です。

ただ、そうでない生徒も出てきてしまう。

今年はそれが顕著だったように思います。

塾側からしても、やはりお預かりする以上は相応の責任が生じます。授業料も頂戴するわけですし。

だから成績を上げなければならない。でも成績を上げるには本人が意欲的なことが大前提です。

その上で取り組みのサポートをしたり、効果的な取り組みになるよう力を貸してあげる場所が塾なのです。

その大前提がなければ何も効果は発揮しません。

うちは個別指導塾ですから、個々にアプローチは異なります。

生徒一人だけのためにオリジナルでプリントを準備したりということも少なくありません。

「自分のためだけに先生が作ってくれたプリントだ」と頑張って取り組んでくれる生徒もいます。

当然そういう生徒にはもっと力になってあげようという思いが湧きます。

でも「このプリント、大事な部分だけまとめて作ったから〇日までにやって持っておいで」「〇日までに仕上げるには一日これだけずつ解けばいいから」と、スケジュールまで立ててもやってこないような生徒もいるのは事実です。

こういう生徒に対しては「塾に何を望んでいるんだろう」という思いになりますね。籍を置いておけば志望校合格できるとでも思っているのでしょうか。

残念ながらそんなのは不可能です。私は魔法使いではありませんからね。

そんなこんなでいろいろと悩むことの多かった一年でした。



ちょっと愚痴っぽい話になってしまいましたが、そんな2024年も終わり、明日から2025年の始まりです。

個別指導学院プレスト、新年は以下の予定です。

 1/1(水)…お休み

 1/2(木)…受験生教室開放(13:30~19:15)

 1/3(金)…受験生教室開放(13:30~19:15)

 1/4(土)…授業再開


2025年も生徒優先の思いは変わりません。

『今通っている塾に合わないから転塾先の個別指導塾を探している』『頑張ろうという思いは持っているんだけどどうやって取り組めばいいのか分からない』というみなさんにはプレストはきっと力になれると思います。

「頑張るぞ」という思いだけ持って来てください。今できていないこと、自分の弱点はプレストに入ってから直していけばいいのです。そのための塾なのですから。

私自身も「今年は生徒のためにこれ以上ないくらいにやり切った」という年にしたいですし、「プレストに来てめっちゃ変われた」と思ってくれる生徒が一人でも多くなればと思っています。

2025年もどうぞよろしくお願いします。


個別指導学院プレスト

塾長 平岡 寿崇



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