塾長、体調を崩す(珍)

こんにちは。塾長の平岡です。

先日体調を崩しまして、一部の生徒・保護者様にはご迷惑をおかけしました。

普段めったに体調を悪くすることがないため、長年の付き合いの生徒たちは驚いていましたね。

「えっ?珍しくない?」

それもそのはず、実は発熱したこと自体8年ぶりでした。

さすがに8年以上の付き合いの生徒はいないので、今の塾生たちは体調不良でぐったりしている僕の姿は見たことがないわけで。

そして生徒たちの優しいこと…。

「無理しないでくださいね。授業は全然振替でいいから早く帰って休んでください」なんて感じ。

でもウチの運営はすべて僕が仕切っているので、休むなんてことがあったら途端にその日から機能不全を起こしちゃう。

最低でもその日が円滑に回る仕込みはしないといけない。

だから休むことはできないんですよね。

39度を超える熱が出てたんだけど、生徒や講師が来る前にその日の各講師への指示伝達をすべてまとめ、支障なく授業ができるように手配を完了し、授業開始時間になればウイルスをまき散らさないように退却。

と言っても帰れないので、車にこもって横になる。

生徒が帰った頃、また教室に戻り、その日の残務処理と次の日の仕込み。

これを2日間行いました。

3日目からフルタイム勤務に戻ったんだけど、この日もまだ熱はあったのでさすがに全力投球はできず、一部の授業を調整させていただきました。

本当にみなさんにはご迷惑をおかけしました。



今回の体調不良には前触れがあったんですよね。

発熱の前日、絶好調のつもりなのにおかしなことが2点…。

1つ目は授業での板書で字を間違う間違う。

1行、ほんの十数文字書くだけなのに5回も6回も間違う。3文字に1回間違う勢い。

「先生大丈夫?」と生徒に言われる始末。

そのときは全然元気だったんだけどね。

もう一つの前兆、それはある瞬間から手先が震え出したこと。

「あれ、何これ?」と自分でもびっくりしてしまいました。

そんなこんなで生徒が帰ったあと、「今日は一体どうしちゃったんだろうなー。これは何かの前触れか?」なんて考えてたんだけど、その日の夜、布団に入ってから急激な悪寒。

はい、見事に前触れでした。

「あー、こういうことかー」とファンヒーターの前でガタガタ震えながらすべてを悟ったわけです。



今はほぼ万全の状態に戻りました。仕事も100%でこなしています。

まだ咳と鼻水は出るけど、こんなもんはそのうち治まるでしょう。



しかし今回の体調不良を通して思ったことが一つ。

すべてをひとりで取り仕切るという意欲や考えはいいけど、これだとこういうときに問題が生じるよなーと。

まあ分かっていたことではあるんだけど、あまりに体が丈夫なもんだから、生徒もスタッフもそして僕自身も塾長が体調不良でダウンするなんてことはないものだと思っちゃってることろがある。

人間なんだからそんなことありえないんだけどね。

今後はこういう場合にも備え、『ワンオペ運営体質』を見直していかないといけないなと感じましたね。

これ、新年度の課題だな。



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