2020年12月31日

2020年大晦日

現在大晦日の21時。

仕事が一段落したのでこのブログを書いています。

年末の授業は昨日まででしたが、今日は受験生限定で教室開放。

受験生に対してしてあげられることはできる限りしてあげたい。

その思いから毎年元旦を除き、教室で勉強できるようにしています。



「今年はすごく早かった」

生徒たちが最近よく言う言葉です。

例年聞く言葉ではありますが、今年はほとんどの生徒がそう言います。

おそらく新型コロナウイルスによるものでしょう。

春、例年ならば4月から新学期が始まるところ、今年は4・5月が緊急事態宣言により休校。

6月からの始業となりました。

そしてことごとく学校行事は中止。

地域のイベントなんかもほとんど行われませんでした。

だから生徒たちの生活において、公私とも盛り上がる場面がなかったように思います。

結果、自粛ムードの中で地味な毎日が繰り返されただけの一年だったのではないでしょうか。

だから「何もしない間に一年が終わってしまった」という感覚になっているのでしょう。



私個人はというと…

なかなか大変な一年でした。

コロナ禍で例年通りの運営ができず、何をやるにしても『2020年バージョン』を考えなければなりませんでした。

教室の経営者として、運営の責任者として、教室にかかわる全ての舵取り役として、なかなか苦労の多い一年でした。

運営において、「今年は時短で…」「今年は業務縮小で…」というわけにもいきません。

昨年までの受験生にやっていたことを今年の受験生にはやりません、というのはあってはならない。

それだと今年の受験生がかわいそう。

だから塾として提供できるサービスの質や量を絶対にダウンさせてはいけないとの思いで工夫してやってきました。

「笛吹けど踊らず」でも笛を吹くのはやめませんでした(笑)

そして今日、2020年の最後の日を迎え、今こうやって今年一年をあらためて振り返っているところです。

まあ正直こんな年は二度とごめんですね(笑)



新型コロナウイルスはまだまだ終息の兆しがありません。

年が明けても変わらずいろんなことに気をつけながらの教室運営となるでしょう。

暖かくなるころには終息の兆しが見え、これまでの「当たり前であった日常」が戻るようにと願っています。

今年の初詣は、教室のこと、生徒たちのこと、自分のこと以外に、これも神様にお願いしようと思います。



これをご覧のみなさん。

皆さんにとってもきっと今年は厳しい一年だったと思います。

しかし「冬来たりなば春遠からじ」です。

新年がみなさんにとっても「春」であることを祈ります。

あらためまして、今年一年大変お世話になりました。

新年も個別指導学院プレストをどうぞよろしくお願いいたします。




個別指導学院プレスト

塾長 平岡 寿崇










posted by 塾長 at 21:19| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2020年02月27日

公立高受験生のみんなへ

いよいよこの日がやってきました。

昨日みんなに話したように、ここまでの道のりは決して一人で歩いてきたわけではありません。

支えてくれた周りの人に感謝をしながら受験会場に向かいましょう。



これまでプレストでやってきたことをちょっと思い出してみてください。

予想演習や模試、理社の暗記プリントに追われ、「もういっぱいいっぱいだー!」って感じた時もあったでしょう。

なかなか思い通りに事が運ばず、スランプに陥ったこともあったでしょう。

それでも負けずにこなしてきた。

そういうことのすべてが、今のあなたの財産になっています。

今日、テストに臨んでいる途中、もし落ち着きを失いそうになったら、深呼吸をし、10秒間教室でのことを思い出してください。

授業を受けていた時のこと、自習をしていた時のこと、先生と話していた時のこと…。

必死に勉強している瞬間のことじゃなくてもいい。特に印象深かった時間や楽しかった瞬間のことを考えてみてください。

きっと落ち着きを取り戻せるはずです。

そして、「よし!」ともう一度問題に向かいましょう。



先生は『〇〇高校〇名合格!』なんて言いたいのではありません。

受験という人生のハードルを前にし、この塾を頼ってくれたみんなにお返しがしたいのです。

先生ができるお返しはただ一つ。

受験を通して人間的に成長できるようにしてあげることだけです。

いつもみんなに言っていることですが、合否なんてどうだっていい。(もちろん合格してほしいけどね)

それよりも受験を通して成長してほしい。

地道に事を進める、ここぞという時に歯を食いしばって頑張る、常に平常心で物事をこなす。

受験勉強で必要なこういう姿勢は、すべて人間性の向上に結び付きます。

後になって振り返ったときに、「あのときめっちゃ頑張ったのがいい経験になってるなぁー」って言えれば最高なんです。

それは人生という長い視点で見たとき、合否とは比較にならないほどの貴重な財産となっているのです。

先生はこれまでみんなにそういう経験をしてほしいと思いながら指導を続けてきました。



合格することがすべてなのではありません。

これまでやってきた努力がすべてなのです。

今日、みんなの受験会場についていくことはできませんが、一緒に行っているつもりでみんなを見守ります。

緊張する必要はありません。

普段と違うことをするわけではなく、これまでやってきたことと同じことをするだけです。

あなたを支えてくれた人たちのことを思い出しながら、勇気をもって立ち向かいましょう。

きっと受験の神様も見守ってくれているはずです。



最後にひとこと。

みんな、受験を楽しんでおいで!

それぐらいの余裕がなくてどうする!

ただし、ケアレスミスには気を付けること。しつこいくらいに見直しをすること。

問題をよく読んで出題内容をきちんと把握して解くこと。

それさえ意識できれば大丈夫!

自信を持って行ってこーい!!



平岡




posted by 塾長 at 22:08| Comment(2) | 日記 | 更新情報をチェックする

2019年12月31日

大晦日、つれづれなるままに…

こんにちは。塾長の平岡です。



現在大晦日の21:00。

あと3時間で今年も終わります。

今日は受験生限定で教室開放を行い、生徒が帰ってから残務処理・新年準備を行っていました。

ある程度めどが立ったので、久々のブログを書いています。



さっきから今年を振り返っているんだけど、特に変わったことのなかった年だったなーって印象。

個人的には6年ぶりの里帰りができたのが印象深いけど、教室としてはやるべきことをやってたら知らない間に一年が終わってた、みたいな感じ。

まあ平穏であるのが一番なのかもしれないけどね。



学習塾って11月ごろから2月までが激務。

ウチの運営の仕方だと、受験直前よりも12月がキツい。

このところ、マジに忙しい毎日です。

でもいよいよ受験を迎えようとする生徒たちを放っておいて事務仕事をしてる場合じゃない。

運営にかかわる業務は生徒が帰ってからでもできるけど、生徒指導は夜中にはできない。

塾で働くものとして、『生徒>自分』でないとダメ。

だから年末年始も教室開放をするし、普段も生徒が帰るまでは生徒優先。

多分生徒たちも他の講師たちも、生徒がいるのに僕がデスクワークに没頭しているってところ、ほとんど見たことないと思う。

スポーツのチームで言えば塾長って監督業なのに、率先して試合に出場しちゃう。

そりゃ忙しいわけだ。

でもね、塾の講師なんて、生徒に慕われ信頼されてナンボ。

で、慕ってくれる生徒がいる以上、その生徒たちを全力で支えてあげてナンボ。

だから全然大変だとは思わない。

あまりに生徒指導の時間が長くなると、ろれつが回らなくなったり、単純な足し算が怪しくなったりするけど。。。

「忙しすぎるわー」「疲れた…」とは思うけど。。。

まあでも気力の面では充実してます。



今年の高校受験生はしっかりした子が多い。

不思議と年度によって学年のカラーってできるんだけど、今年の中3生は過去一番にまじめな子が多い印象。

だから生徒指導面で声を荒げて注意するなんてこと、一度もない年だった。

もともと普段から大きな声で叱責したりなんてしないんだけど、それでも年に何度かはめっちゃ怒る。

今年はそれが一度もない。

これも生徒たちがまじめで素直だからこそでしょう。

まあでも半面で意外とのんびり屋が多かったりもするんだけど。



この子たちがいよいよ受験を迎えるのかと思うと、なんとも複雑な心境。

もちろん受験を終えて卒塾していく子もいるわけで。

できることならもっと先までこの子たちの面倒を見たいなっていうのが本音。

「万全の準備をして受験に臨めー!」と思う反面で、「このままこの子たちの指導を続けたいな…」と思ったり。

毎年毎年受験生には格別の思い入れを抱くんだけど、今年は特にそれが強いかな。



高校進学後、勉強面では中学生の比じゃないくらい大変になる。

だから生徒たちにもいつも「受験はゴールじゃない」って言ってる。

受験勉強を「志望校合格のためだけ」にやっていると危険。

まるで高校合格とともに勉強から解放されるみたいな印象を抱いてしまう。

いやいや、大事なのはそこから先。

受験はあくまで進学先を決めるだけのもの。

そこからの3年間で何を得るかの方がはるかに大事。

高校3年間で最高に満ちたりた生活が送れ、その先につながる経験ができるのであれば、進学先なんてどこだっていい。

そんな生活を送れるかどうかは生徒たち自身の思いや取り組みにかかってる。

そして今やっている受験勉強は、志望校合格を目指す以上に、高校に入ってからの学習への姿勢や土台作りの意味合いの方が大きい。

そういうこと、生徒たちに話して聞かせているつもりなんだけど、理解してくれているといいなー。



だらだらと思いを綴っていたら年を越してしまうそうなのでこのくらいにして帰るとします。

さすがに教室で一人で年越しはしたくないからなー。

令和元年、今年も全力で生徒指導に明け暮れた一年でした。

新年もまた監督兼選手で頑張ります!

今年お世話になった皆様、新年も変わらずご支援のほどよろしくお願い致します。

そしてプレストの生徒たち、新年は今年以上の飛躍の年にしよう。

全力で応援します!




posted by 塾長 at 21:37| Comment(1) | 日記 | 更新情報をチェックする